出版物

「生存科学」(31-1号)誌への寄稿のお願い

 新年あけましておめでとうございます。旧年中、生存科学研究所並びに機関誌「生存科学」に賜りましたご高配に対しお礼申し上げますと共に、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。「生存科学」誌が巻を逐って充実し評価を得ておりますのも、ひとえにご支援によるものと感謝いたしております。
 「生存科学」次号(31巻1号)では、特集として「AI時代における生」を取り上げることといたしました。21世紀は、バイオサイエンスと科学技術の提携のもと、人工知能(AI)が大きく人間の生存環境、社会環境に浸透していく時代かと思われます。AIの領域は政治経済や行政面から日常生活面へ、医療や教育へと、日ごとに拡がりを見せております。AIが名人棋士を破り、AIタクシーが街を走り、介護ロボットやペットロボット、産業ロボットが重用され、株式取引するAIが国際経済を動かす時代です。第4次産業革命を導くもの、人間の生存様態をも変えるものとしてのAIにどう対応するかは、いま必須の課題です。AIのもつ可能性とそのプラス面、マイナス面を見つめることは、ひいては改めて人間とはと問い直すことになります。人工知と人間知が共生し協働する生存様態はどうあるべきか、「生存の学」の視座のもと、多様な専門領域から、あらゆる面に介入してくるAIと改めて対話をし、課題を見出し、提言をはかりたい、それが特集の意図するところです。多分野からの批判的論考や調査研究を通して、AI時代における生のあり方が討議されることを願うものです。ご専門の立場からAIに関するご論究、ご意見をいただきたくお願い申し上げます。(思いつくままにご参考までに、テーマの一端を記してみました。)
 なお、特集のほかに、研究会責任者並びにメンバーの先生からの自主研究、助成研究の論文、総括、報告、研究会構想など、積極的なご寄稿を期待しております。ご執筆の諾否並びにテーマ(仮題)をメールまたはFAXにて2020年2月末日までにご返事いただければ幸いです。ご協力のほど重ねてお願い申し上げます。

寄稿の諾否はここから

 

<参考> 特集「AI時代における生」テーマ例

人工知能がひらく世界 バイオサイエンスとAI AIと脳科学 
AIによる第4次産業革命 AIが教育を変える 経済を動かすAI
生命科学はAIにどう向かうか AIの持つべき倫理 政策決定するAI
ブラックボックスとしてのAI 国家がAIを管理する 格差を助長するAI
AIは人間をどう変えるか 生活の中のロボティクス 人間科学とAI
AIに適応する人間・社会 AIが社会を管理する AIによる医療 
情報を管理運営するAI AIによる生存管理 遺伝子解析とAI
ロボットが産業を変える AIと新しい人間哲学   

 

投稿原稿締切:2020年5月31日
原稿文字数:5,000~20,000字

2020年1月

生存科学研究所理事長   青木  清 
「生存科学」編集責任者  藤原 成一